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2009 / Yankees : Roster Analysis No.2 & 24

2009年10月06日 20:25

Derek Jeter / 2 #2 Derek Jeter / SS [ デレク・ジーター ]

2009 / 試合数 153 / 打率 .334 / 本塁打 18 / 打点 66 / 出塁率 .406 / 盗塁 30 /

“ Yankees Symbolist ”

今年は300盗塁達成やルー・ゲーリッグの持つヤンキースの安打記録を更新する等、公私ともに何かとトピックの多いシーズンとなったジーター。WBC後に衰えを囁かれた事もあったがシーズン終わって見ればご覧通りのスタッツと相変わらずの安定感でその説を自ら身をもって一蹴した。特に安打数・出塁率・盗塁数は改めてその存在が浮き彫りになる様な数字。
※ 安打数/212 ( キャリア3番目に多い安打数 ) 出塁率 = A.L3位 盗塁数/30 ( 3季ぶり )

今年も伝家の宝刀の右打ちは変わらず、そのバッティングについては今更説明をする必要もないと思うので、それについては松井秀喜のコメントを援用する。

「彼のバットはどんなボールに対しても同じ角度から出ている。内角の球を一塁手の後ろに詰まりながら落とすのが好き。あれはなかなかできない」

一方で例年よりも数字を落としたのが得点圏打率。今年は彼らしいクラッチぶりはあまり発揮されなかったという印象だが、この辺りは技術が結果に直結する様な事でもないのでP.Sというレギュラーシーズンとはまた違ったステージで彼の持つクラッチぶりに改めて期待したい。
※ 08年 [ 得点圏打率 /.317 ] 09年 [ 得点圏打率 /.259 = キャリア15年でワースト2 ]

守備ではキャリア15年にして12年ぶりの1ケタ台の失策。今年はカノーの守備面の成長もあってか
二遊間のコンビワークも安定した印象。不安視されたスローイングおいては彼のトレードマークプレイでもある、逆シングルで捕球した際のJeter's strong throwを見てもらえばわかると思う ※失策数/8

キャプテンとしての印象としては言葉ではなく体現で牽引する統率者のイメージ。メディアに対する対応も含め、日本にこういうキャプテンシーを持ったプレーヤーがいるのか・・・そんな事を思うほどのプレーヤー。

[External Link]
Derek Jeter / STATS by yankees.com
Derek Jeter / SPLITS by ESPN
VIDEO / 2009.09.11 / Jeter passes Gehrig
VIDEO / 2009.09.09 / Jeter's 300th stolen base


Robinson Cano / 24 #24 Robinson Cano / 2B [ ロビンソン・カノー ]

2009 / 試合数 161 / 打率 .320 / 本塁打 25 / 打点 85 / 出塁率 .352 / 盗塁 5 /

“ 右肩上がりのNo.7 ”

今年はキャリア初の安打数200本超えを達成するなど、まさに成長著しいヤンキース5年目の26歳。
ルーキー時は緩慢なプレーも多く、安定感などは感じなかったが今では替わりの利かない200安打、
25HR.3割超えの7番打者。

守備能力は例年に比べると守備範囲は勿論、スローイングに至っても明らかにその水準は上がっている。
特にその中でも今年は2塁手ではよく使うスナップスローの精度はかなり高く、捕球してから送球するまでのスピードも向上。その辺は前述したジーターとの二遊間のコンビネーションを見てもよく分かる。
失策数は例年とそれ程変わりはないが、その違いはいわゆる“質”の問題。正直に言うと今年は厳しい判定も多かった事も付け加えておく。

打撃においては腰のキレ×スイングスピード = 強い打球を広角に打つというバッティングスタイルで
ヒットを量産。特に左打者でありながらも左方向 ( レフトのライン際 ) に長打を打てる技術はバットをしっかり振り切る事に重きを置く姿勢とバットコントロールの巧さ、即ちバットにボールを当てる技量が結果となって表れているモノだと考えられる。特に今季の長打率は顕著な特色。 ( )はA.Lランク = 少ないランク
※打席数/640 → 三振/64 ( 11 ) 三振率/9.9% ( 2 ) 四球数28 ( 6 ) 四球率/4.3% ( 5 )
※08年 長打率 .410 → 09年 .520 ( 17 ) 因みに松井秀喜の長打率 .509

今年、気になるのは得点圏打率の低さと併殺数の多さ。特に併殺打においてはポサダが前打者にいるケースが多い事もその数字に加味してるとも言える。※併殺数/22 ( A.L ワースト4位 )
一方で得点圏での勝負弱さについては今年だけの一過性のものだと判断するのが適当だろう。去年のケースと安打200本も打つ事の出来るプレーヤーである事を考えればさらにその思いは強くなる。
※08年 [ 得点圏打率/.263 得点圏2死/.295 ] 09年 [ 得点圏打率/.207 得点圏2死/.204 ]

物足りないのは盗塁数。安打数も多く、走れない足ではないので少々もったいない気もする。正確に言うスタートの悪さがカギ。※ 盗塁数 5 / 失敗 7

性格は極めて明るく、カブレーラ同様に好捕後や安打後の笑みはドミニカンコンビならではのシーン。
因みに名前のロビンソンはジャッキー・ロビンソンにちなんで付けられた名前とのこと。


[ External Link ]
Robinson Cano / STATS by yankees.com
Robinson Cano / SPLITS by ESPN
VIDEO / 2009.08.29 / Cano's strong throw
VIDEO / 2009.08.28 / Cano's walk-off homer





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2009 / Yankees : Roster Analysis No.33 & 11

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2009 / Yankees : Roster Analysis No.33 & 11

2009年10月06日 12:36

前エントリーに続いてヤンキース外野編pt.2 今回は ♯33 ニック・スウイッシャー ♯11 ブレット・ガードナー


Nick Swisher / 33 #33 Nick Swishar / RF [ ニック・スウィッシャー ] 

2009 / 試合数 150 / 打率 .249 / 本塁打 29 / 打点 82 / 出塁率 .371 / 盗塁 0 /

“レッドブル愛す エナジーみなぎるMr.意外性”

シーズン序盤は投手としてマウンドに上がるなどの珍事もあり、まさに投打での活躍を見せたスウィッシャー。 毎年スロースタートなヤンキースだっただけに彼の活躍はチームにとって良い潤滑油となったことも事実だが、前エントリーで書いたカブレーラ同様に打撃にムラも多く、いまひとつ安定性に欠けるプレーヤーでもある。

打撃スタッツで特筆すべきは三振数と 四球数。選球眼の良さは四球数がその結果に反映していると言えるが、その見分ける目とそれを仕留める技術は別物という事だろう。 (  )はA.Lランク

※ 三振数/ 127 (12 ) K% = 25.3% ( 10 ) 四球数 / 97 ( 2 ) BB% = 16.3% ( 1 )   
※ O-swing% = 17.4% ( 5 ) 因みに悪球打ちのLAA・ゲレーロ / O-swing% = 44.1%
※ Z-contact% = 85.3% (15 ) NYY・カノー / 95.8% ( 2 )

スイングからしてもどんな球にでも上手くアジャスト出来る様な順応性はあまり見られないというのがシーズン通して見た彼の印象。たぶん大振りなイメージもそう思わせる要因の一つだろう。

意外性と言えばヤンキースのプレーヤーの大半が新球場という事もあってHRを量産する中、スウイッシャーは29HR中の21本がアウェイ戦でのHR、打率においても [ HOME /.226 ] に対し[ AWAY / .268 ] とAWAY巧者という今年のヤンキースの打陣しては珍しいタイプのプレーヤーの一人。

守備は主にライトにつく事が多く、その守備能力は平均クラスだが守備範囲は広めの印象。
チームを救う好捕も多い一方で凡ミスも多い。※ヤンキースの外野陣の中ではトップタイの失策数/5
 
人柄はご存じの通り。チームも風貌も変わったがプレースタイルと中身は変わらないタフなムードメイカー。良くも悪くも意外性のある男とも言える。下記のVIDEO / Girardi chats with Swisherは彼の人柄が良く出た迷シーンで相互の関係を例えるならば “いかりやと志村”・・・とりあえず必見。

[ External Link ]
Nick Swishar / STATS by yankees.com
Nick Swishar / SPLITS by ESPN
VIDEO / 2009.09.08 / Swisher's walk-off shot
VIDEO / 2009.08.07 / Girardi chats with Swisher


Brett Gardner / 11  #11 Brett Gardner / CF [ ブレット・ガードナー ]

2009 / 試合数 107 / 打率 .270 / 本塁打 3 / 打点 / 23 出塁率 .345 / 盗塁 26 /

“ 次塁を睨むピッチ走法の暴走韋駄天 ”

最大の特徴は何と言ってもその俊足。走り出した初速からトップスピードに乗るまでの時間が恐ろしく
速いのもその足の魅力だろう。その最大の武器となる俊足だが如何せんその足を過信してか暴走が多いのも玉に瑕。そういった瞬時の状況判断能力が乏しい事も彼の当面の課題である。よって起用
は簡単だが用途は慎重を期するべき走り屋とも言えるだろう。※( 盗塁数 /失敗 ) 09年 ( 26 / 5 )

打撃フォームの特徴はテイクバックはほとんど取らず、腰の回転とスイングスピードに重きをおいた
バッティングだが、軸足とステップする足の両方が伸びきってしまい上半身だけのスイングになってしまうのが悪い癖。
去年と今年とでは打席数も半数ほど違うが、去年よりはその足を活かした内野安打も多くその率も上昇。
あとは左方向への打球が飛ぶ様になる事と、バントの精度が上がれば尚一層に内野安打は増えてえくるだろうと思う。※09年 バント安打 / 1 
※ ( 内野安打数 / IFH% ) 08年 ( 7 / 4.4% ) 09年 ( 17 / 16.0% ) 因みにイチローもIFH%=16.0%

守備においては根っからのダイビング狂。どんな試合状況でもダイビングキャッチを試みるなど前途し
た様に状況判断能力は乏しいが捕球能力はトップクラスと言ってもいい。しかし肩は平均以下。
守備固めにセンターで起用される事もしばしばあるがそれは今年のヤンキースの七不思議の一つ。

[ External Link ]
Brett Gardner / STATS by yankees.com
Brett Gardner / SPLITS by ESPN
VIDEO / 2009.09.14 / Gardner touches the dish
VIDEO / 2009.07.11 / Gardner's diving catch





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2009 / Yankees : Roster Analysis No.18 & 53

2009 / Yankees : Roster Analysis No.18 & 53

2009年10月05日 20:28

162試合のレギュラーシーズンもあっという間に終了。そこで今季のヤンキースを支えた主力選手らを
待ったなしのゲームが続くポストシーズンを前に改めて振り返り再考してみた。まずは外野陣pt1


johnny damon / 18 #18 Johnny Damon / LF [ ジョニー・デイモン]  

2009 / 試合数143 / 打率 .282 / 本塁打 24 / 打点 82 / 出塁率 .365 / 盗塁 12
 
“うっかりミスも何処か憎めないメジャー屈指の弱肩レフティー”

その致命的な肩の弱に加えクッションボールの処理が苦手など、その守備には黙殺を余儀なくされる
事も多く、今季も浅いポップフライ → タッチアップ となるお決まりのシーンは健在のデイモン。
肩の弱さがその最大の理由になるのは疑いの余地もないが、それに加えフライを捕球する際に両足が揃ってしまい捕球から送球までがスムーズでない事もその要因の一つと考えられる。
因みにチームトップ( 外野手 )となる補殺数は皮肉にもその弱肩を見越した走者の暴走が反映された数と言ってもよい。※補殺数/6

打撃のフォームは極端なオープンスタンスでテニスのバックハンドスライスの様なスイングが特徴的。
従ってインパクト時のほとんどが片手だけでのコンタクトとなり、強く低い打球が飛ぶ半面、打ち損ないはゴロよりもポップフライが多いのも特徴。それにより進塁打率もチームで1番低く、2番打者として適任だったのか少々疑問に残るシーズンとも言える。
その一方でHR数はキャリアハイ更新とまではいかなかったが、新球場の効果も働いて3季ぶりの20本超え。左打者 + フライの割合が多いデイモンを考えると、この球場の恩恵も加味した形と言える。
※GB /190 ( ゴロ数 ) FB /261 ( フライ数 ) GO/AO = 0.84 ( リーグ平均値 GO/AO = 1.02 )
※PrdOUT = 20/93 = 22% ( 進塁打数/そのケースが成立する打席数 = 成功率 )
※HR / 24 ( そのうち17本が新ヤンキースタジアムでのライトスタンドへのHR )※打撃フォームは下記のVIDEO参照

それともう一つ気になった数字と言えば例年に比べ激減した盗塁数。キャリア15年でその成功率は高く、走ればその数字が示す通りの結果が出せてはいるが、今年の起用法やシーズン通しての印象からするとポストシーズンでこの辺が期待ができるかは未知数。
※08年 [ SB/29 CS/8 SB%=78% ] 09年 [ SB/12 CS/0 SB%=100% ] キャリア15年のSB%=80%
( 今季はKC入団1年目以来の2番目に少ない盗塁数 ) 

性格は温厚かつ明るく、松井曰く“アジア人の雰囲気を持ったナイスガイ”との事。 ※母親がタイ人

[ Extarnal Link ]
Johnny Damon / STATS by yankees.com
Johnny Damon / SPLITS by ESPN
VIDEO / 2009.08.06 / Damon's dinger
VIDEO / 2009.07.31 / Damon's great grab


Melky Cabrera / 53 #53 Melky Cabrera / CF [ メルキー・カブレーラ ] 
 
2009 / 試合数 154 / 打率 .274 / 本塁打 13 / 打点 68 / 出塁率 .336 / 盗塁 10

“脆さと勝負強さを兼備する a.k.a “Leche” 両打ちの陽気なドミニカン”

類稀な捕球能力はメジャートップクラスの25歳。特にフェンス際いっぱいの球際の強さは抜群で、
そのグラブで去年は何度もチームを救ってきたが今年は打者としても3度のWalk-Off (サヨナラ)を
演出するなど大事な局面でチームに貢献。7回以降の打率は3割をマークする等、攻守においてそのスタッツ以上に貢献度の高い印象を持つ。

毎年の課題は打撃においての波が激しい事。ヒッティングゾーンは内外角というより高低を重点に
置き、その全体のゾーンは他のプレイヤーよりも広め。バットにボールを当てる技術は高く、三振数も少ないが如何せんゾーンが広い為にボール球に手を出す事も多い。
その辺りが選球眼の悪さにも繋がり、四球数も少ない事も出塁率 → 安打数 → 打率が上昇せず、バッティングの安定感に欠ける理由と考える。
※Contact% = 89.2% / Z-Contact% = 94% / O-Swing% = 24.9% 三振数/58 SO%=10.9% 
※四球数/43 BB% = 8.0% ( リーグ平均値 = 8.7% )

盗塁や犠打(送りバント)の精度の向上もこれからの課題であり、チームバッティングの有無で十分見え方も変わるプレーヤーでもある。

性格はドミニカ仕込みのハイな気質。ベンチ内での選手同士の絡みや安打後のベース上での
笑みは如何にも彼の人柄を象徴するシーン。 カノーとのドミニカンコンビも必見。

[ External Link ]
Melky Cabrera / STATS by yankees.com
Melky Cabrera / SPLITS by ESPN
VIDEO / 2009.08.01 / Melky hits for the cycle
VIDEO / 2009.06.27 / Melky's magic glove




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