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Nonsensical Reflection × ウルフルズ / ええねん

2009年07月15日 21:35

▼ この唄の様な人物像に多少の憧れはある。ただ、そうなれない自信もそれ以上にある。

解釈の違いは様々。この唄を自分に対しての説法だと捉える人もいるだろう。
個人的にはその類の人間。誰かに言い聞かせると云うより自分自身に対して教え諭す感覚に限りなく近い。

〝信じていれば ええねん〟 これが単純の様で一番難しい。 

その余裕もなければ確証のない事を信じる程の根性も忍耐もない。この臆病が付き纏う限りは
〝信じる〟という事は私にとってまさに遊戯性のない苦行のギャンブルそのもの。
行動の前に事後のリスクが頭に先立つ周到さは、すでに賭場に立つ資格すらないその他大勢、
日雇い7500円を握りしめて帰るエキストラ。

〝何かを感じていれば ええねん〟 感受性は人並み以上。例えるなら栄養補給に近い。

乏しい消化機能の割に摂食過多が祟って支障を来す事もあるがそれ位でないと不安になる。
腹一杯で吐き気を誘発している位が丁度良い。それでこそ生きているという実感に繋がる。
例えそれが有毒であろうとも腹は満たされる。餓死して死ぬくらいなら迷わず毒を手に取る。

〝ええねん〟= 〝優しさ〟   「寸劇で迷演する日雇いエキストラ」

そんな都合の良い変換が許されるのなら一時的には演じる事が出来るがそれも時間の問題。
培ってきたモノが邪魔をしてそれを許す事はない・・・というのは便宜上、要は自分に余裕がないだけの話になる。


ウルフルズ / ええねん 15th Anniversary @日比谷野音





▲ この唄の様な人物像に多少の憧れはある。ただ、そうなれない自信もそれ以上にある。


結論 : それでいいやん。 ( 母国語 / 北九州弁 )






ウルフルズ活動休止 大切なお知らせ
NHK / SONGS vol.098 トータス松本 放送予定 


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やっつけ仕事 / 虐待グリコゲン [ 椎名林檎 ]

2009年07月10日 19:18

ブログ開設から約一年。いつからか物事を論う事でしか記事が書けなくなってしまっている事に気が付いた。
まさに「ブログ」ならぬ「侮ログ」と云うべきか。
そもそも日記を書ける人間ではないので仕方ないのか ・・・ そう 「然して問題じゃない」のだ。

何かつけては言葉遊びに勤しんで核心をぼやかしたりする事も・・・

センスの欠片もない造語を用いて浅知恵を誤魔化したりする事も・・・

国民栄誉賞を授与された森 光子が何千回でんぐり返しをしようとも・・・ ( のちに封印 )

山田太一先生の遊戯性とやらが何を指しているのかも・・・

先日買った七分丈のシャツの袖を無意識にまくりあげて普通の半袖にしている事も・・・


全ては「然して問題じゃ無い」 


椎名林檎 / やっつけ仕事 @嘉穂劇場




心意の変化により見る景色も変わる。 よって今は「何にも良いと思えない」・・・見事にこれにシンクロした訳だ。

 


THA BLUE HERB / 3 DAYS JUMP ( 2001年地球の旅 )

2009年02月19日 20:00

前エントリー 「時代は変わる part1」がセルフボースティングの最たるモノだとすれば、そのおよそ1年後にリリースされた「3DAYS JAMP」はその姿勢の対極と云える内容に正直、驚きを飛び越え、戸惑い感じざるを得なかった。

「3日後に飛んでるとこはどこか?」  「もう何時間もただ天井を見つめている」

「このベッドはまるで退廃の棺桶」   「祈れ 遅れず言葉に飛び乗れ」

「何時間も同じラインを動けず だからといって今日もノートを離れようともせず」

「今日中に見つけなくてはならないよ  今日中に終わらせなくてはならないぞ」

「その日はかわらずペンはといえば進んだり戻ったり 気まぐれに踊ったり そうかと思うと突然怒ったり
自らの無能をいまさらのろったり 言葉を真白い壁にぶつけている イライラをおさえきれずにふるえている
そしてかわらずオレはそれにせかされ 手をこまねいてるうちに今日が暮れてく」






一聴すると内容のないタダの大麻吸いの管巻きと切り捨てる人もいるが、BOSS本人が云うところの「ラッパーたるものってやつにこだわるぞ」の体現だと私は解釈している。良きも悪くも生臭いまでにリアリティーを感じ、苦悩をありのままに描く。もがき苦しみ、すがる事すら辞さない姿勢で絞りでたフレーズ全てが模範解答とは限らない事を偽りなくリリックにした曲だ。一語でリスナーを置き去りにするパンチラインを描くBOSSもいれば、この曲の様に産みの苦しみを憚らず唄う事もある。そんな彼の振り幅の大きさも魅力の一つだろう。

これもそうだが、THA BLUE HERB の作品は時を経て心象の変化をリスナーに与える事がよくある。
前述した「戸惑い」はその後の2ndアルバムの布石となり、それを聴くにつれ「心地よい疲れ」となる。聴き手をリードする事においても彼らに抜かりはない。


最後にBOSSがこの曲について・・・

「3 DAYS JUMP(2001年 地球の旅)」です  今回はその曲のみ これは ま 旅じゃいろんなこと思ったんだけど その内の3日間の出来事
12月30日から 31日 そしてあけて1月1日の3日間のなかで 俺の 思考の中で起こったこと ま 俺が 思ったことです
1日に1バースずつ書いていったので もちろん書いてる俺も 30日には 31日に何を思うかは 知らないし
31日には 明日1月1日に 何を思うかは 知らない  そんな曲です 




THA BLUE HERB / 時代は変わる part 1

2009年02月16日 19:36

その他のアーティストよりも断トツに聴いているはずなのに何故かレビューする事に躊躇いが生じてしまう。
以前ココのエントリーでも書いたが、レビューを必要としない非凡なアーティストは処方箋や説明書などは破り捨て、云わば無防備で耐性のないまま服用する事をお勧めしてきた。





不可能をつかもうとしているプロテスタントに 
そのまま時代は来る未来を託すだろう
息もつかさず山積みのプランを済まそう 
長い苦難の道いつも唇には歌を
瞬間をかぎわけたたった一発にかけろ 
古ぼけた馴れ合いには風穴をあけろ
オマエの力はオマエの自身で確かめろ 
オマエのための時代ならオマエが変えろ

必ず時代は変わる いつだって追う者は追われるものに勝る
相も変わらずスローモーションな大御所ひき離すサラブレットがついにあらわる

時代は変わる いつだって追う者は追われるものに勝る
相もかわらず肺と大脳を働かす 平岸にはシーンの3年先がある

時代は変わる いつだって雑音だまらすにはひとつ行動で表す
エントリーの一手目から2年半がたつが 読み通りそろそろすぐに今にわかる
           
         時代は変わる



好きな歌 = 前向きでポジティブソングとは限らない。むしろ、私の場合は心に残る歌に限って、心の闇を唄い、バカ正直で泥臭い歌を好む傾向にある。
人間は脆いが、その脆さに直面しても倒れずに戦う強さを持ち合わせる。そんな事を珠玉のメタファーを駆使し唄うアーティストがTHA BLUE HERBだと思っている。
この「時代は変わる part 1」は恐ろしいほどに前向きな唄だと認識していたが、このリリースから2年後の2ndアルバム「sell our soul 」を聴けば、それは見当違いで「確信的」という言葉が頭を揺らぐだろう。


最後に「時代は変わる part 2 」から・・・

時代を変えたいっていうオマエの意見には大いに賛成だ。
思う、考えるということは大切なことだ。
だが、これだけは覚えておいたほうがいい。
遠回りや屈辱は一生続くし、 孤独はオマエと幸せの間に割って入り込む。
成し遂げた後も痛みは無くならないし、楽園にも影は差すんだ。
革命家に従うのでもなく、敬うのでもなく、 自分を革命家と思わない限り、戦いに自分への負い目が出てくる。

本質は変わらない。

黙ってても時代は変わるから、参加しないことは別に罪じゃない。
そのかわり後悔を残すなよ。
時代を変えたいって? それは結構なことだ。
そのかわり後悔を残すなよ。
オマエの女や子供や孫に、オマエ自身に。
人が年を取るのと同じスピードで、早く遅く時代は変わる。
革命が覚めることほど残酷なものはない。
俺に最後までついてくるのは俺だけだし、 オマエを最後まで見捨てないのも きっとオマエだけだ。


それぞれが、それぞれの、生活を見つめろ。
眼鏡もかけず、目隠しもせず、むさぼるような眼でもぎ取ることだ。






西の国から ~ 2009 謹啓 ~

2009年01月05日 21:00


形式的な挨拶は省かせて戴いて、今年もどうぞ宜しくお願い致します。


新春に託けて新しい事を始める図々しさもチャレンジ精神もあるはずもなく、ただあるのは08年の未練のみ。

歩んだ道を振り返る勇気も、今ある場所から踵を返す強引さも、多少の犠牲を厭わない非情さも持ち合わせていない私にとっては09年も受難な年になる事必至の様です。


退屈で違和感ばかりの安定を選ぶか・・・・・、興奮で充実感ばかりの不安定を選ぶか・・・・。

自分に嘘をついて潔く前進するか・・・・・・・・、自分に正直に信じて後退するか・・・・・・・・・・。




今年は何となく彼女の唄を聴いていそうな気配です。揺れる情動をブレる事なく唄いきる人。


          


                         Cocco / 樹海の糸


                       



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