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Athletics : A Look Back at 2010-11

2011年09月30日 16:59

2011年のアスレチックスを「4つの誤算」と共に振り返ってみた。


▼誤算① トリオの不発
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オフには最大の課題だった得点力不足を補う為、地味なメンツながらも新トリオ(デヘスース⇒松井秀喜⇒ウィリングハム)を獲得して挑んだシーズンだったがそのうちの2人が完全に不発。松井ファン、そして当然本人にとっても去年同様に不本意なシーズンとなってしまった。

デヘスースは持ち前のシュアな打撃は鳴りを潜め、終って見ればキャリアワーストの打率を含む低調な成績。その不振の影響か守備ではまさかのエラー(凡ミス)も目に付いた。
松井秀喜の前半戦は解雇話が囁かれるほど不振を極めたが、メルビン就任後一変。出場(守備)機会と共に安打数も増え、得意とする夏にはまさにゴジラが火を吹く活躍を見せるもシーズン終盤にはまたも失速。 本人が口癖のように言っていた「ちょっとしたズレ」を修復する時間が例年以上に長い1年だった。松井の同地区チームとの対戦成績もチームにとっては大きなマイナスで、打線を牽引する勝負強い男とは程遠い内容でメジャー9年目のシーズンをキャリアワーストの成績で静かに終えた。

因みに今季のチーム本塁打数と得点は低迷している過去5年と比較しても4番目に低い数字。全てが主軸のせいとは言い難いが、やはり松井の長打不足とデヘスースの勝負弱さは大きくこの結果に響いたと思う。

※ESPN: Hideki Matsui Stats
※松井 vs (TEX/LAA) 打率(.173/.196) 打点(7/5) HR(2/0) 長打率(.327/.250) OPS(.569/.531)
※チームHR数: 115 得点: 647
※松井のOPS.696 デヘスースの得点圏打率.218

▼誤算② 先発ローテ崩壊

ご自慢だった先発ローテもシーズン序盤に3名(ブレイデン⇒マカーシー⇒アンダーソン)が故障で戦線離脱と予期せぬ緊急事態に手を焼いた前半戦。ロスやアウトマン、ゴドフリィーなどの即席ローテでやりくりするも戦力ダウンは否めず、低調な打線にも足を引っ張られチームの不振はさらに続いた。
後半戦は復帰したマカーシーやモスコーソの踏ん張りでなんとか形にはなったものの、肝心の2本柱(ケーヒル&ジオ)がスランプ突入。特にケーヒルは軸となるシンカーが安定せず、制球を意識しすぎてか球速は平均約1マイル半も減速した。その後はチェンジアップやカーブを多投するも本来の投球とはいかず、ケーヒルはエースとして挑んだ2年目のシーズンを前年を大きく下回る成績で終えた。

シーズン後半のチーム防御率は大幅に悪化したが、打線の復調でチーム勝率は5割をキープ。2本柱のスランプとリリーフ陣の怪我さえなければもう少し上位を狙えた見応えのある後半戦だったかもしれない。

※ESPN: Oakland Athletics Pitching Stats - 2011
※T.ケーヒルのオールスター前後の成績 (前/後) 防御率(3.12/5.86) 被安打率(.240/.309)
※A'sのオールスター前後の成績 (前/後) 打率(.233/.258) HR(50/64) 防御率(3.23/4.48)

▼誤算③ 拙守

堅いとされていた守備面も開幕戦からいきなりの5失策。守りを支える役となるはずだったクーズマノフとバートンは乱守と打撃不振でシーズン中盤にはラインナップから名前が消える始末。ペニントンも好守と凡ミスが交差する不安定な守備がシーズンを通して続いた。

今季1点差で敗れたゲーム数を見ても分かるように、僅差で競り勝つ事が義務付けられるようなチームにとっては拙守が招いた損失は言うまでもなく大きかった。アスレチックスはその後も改善なくリーグワーストの失策数でシーズンを終了。

※A'sの失策数124
※1点差で敗れたゲーム25回 (サヨナラ負け10回) 

▼誤算④ 代役の台頭
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主力が怪我で離脱する一方でウィークスやモスコーソという素質ある選手がここぞとばかりに活躍した。投手では勝ち星には恵まれなかったが投げっぷりのよい勢いのあるストレートで好投を見せたモスコーソ。ルーキーで言えばまだ荒削りながらも球種改善で一変の気配もあるデロスサントスも面白い存在だった。
なかでもウィークスは度重なる怪我でメジャーデビューが遅れたもののシーズン中盤からエリスの存在を忘れるほどの躍動感でレギュラーに定着。100試合に満たない出場数ながら2塁打26本、3塁打8本と非力タイプでありながらも持ち前のミート力と俊足で長打も期待できるナンバ走りのリードオフマンは来季のアスレチックスの打線を牽引する楽しみな存在だろう。

※ESPN: Jemile Weeks Stats
※ESPN: Guillermo Moscoso Stats (AVG.212)


余録: 松井の打撃考察に関してはまた気が向いたら別のエントリーで書く予定です。


▼External Link
Baseball-Reference.com: Oakland Athletics Team History & Encyclopedia

▼External Link 2
Twitter: 裏432ka1(ura432ka1)on Twitter
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